テレビの話をしたい(2024-10-05 土曜日)

テレビっ子である。といっても、かぶりつきでずっと見ている訳では無いが、同年代の人達と比べるとテレビを見ている時間が長いと思う。バラエティやドラマ、対談、教養番組など広く浅く見ている。

今日はオールスター感謝祭の日だが、ケンタッキーをドカ食いして気絶したように眠ってしまったため、最後の結果発表しか見られなかった。オールスター感謝祭を見ないのにテレビっ子を名乗っていいものかは甚だ疑問ではあるが、私が楽しみにしているのはその後の番組である。

オールスター後夜祭。これを見るために半年間生きながらえている、というのは過言だが、一年のなかでも指折りの楽しみだ。一年前の秋の後夜祭の「永田裕志の白目剥いちゃう?剥いちゃわない?クイズ」では笑いすぎて過呼吸になりかけた。意地悪な作問に翻弄されるたくさんの芸人たちを、深夜のテンションで見る。有吉さんの温度感がちょうどよく、とても面白いのに気疲れしない。そんな豪華な番組がオールスター後夜祭。後日TVerでも配信されるだろうから、見られなかった人には是非とも見てほしい。

テレビ離れという言葉が流布して久しいが、テレビ好きな自分にはあまり実感が湧かない。テレビ番組のくだらなさを揶揄する人も多くいるが、そのような人がたまたま見ている番組は、テレビっ子の私から見ても面白くないと思うことはある。ただ、腰を据えて見る必要もないのだから、頭を空っぽにして見ればそれなりに楽しめるポイントはあると思う。つい批判的な目線で見て「テレビは面白くない」と決めつけてしまうのは勿体ないと感じる。

自分の好きなコンテンツを、好きな時間に、好きなだけ見られる時代だからこそ、たまには何も考えずにボーッとテレビを眺めるのも悪くはない。何事も生産性や必要性を強く見出しすぎると疲れてしまうから、意味など無いゆっくりとした時間の流れを感じることも大切だろう。

先日放送されたスイッチインタビュー「北野武×村山斉」はやや腰を据えて見たが、これもまた面白かった。難しかったけど、面白かった。

知能が足りなさすぎて、急に稚拙な感想になってしまった。テレビ、サイコー。