祝・1週間(2024-10-08 火曜日)

日記を始めて1週間が経った。最初に想定していた感じの日記ではなく、そのとき思いついたことをダラダラと書き連ねているだけだが、それでも1週間続けられたのは嬉しい。

密度の濃い日常を送っていないと、長文だとしても文章に色が出ないのだなと感じている。人との接触も少なく、毎日同じ道を行き来して、飯食って屁こいて寝る。そんな詮無い暮らしをしているため、小さな幸せ発見!みたいなこともあまりない。狭い部屋で起きた、記憶にも留まらないようなことばかりを書いていてもあまり楽しくはない。だが結局は、テレビや本や自分自身のことなど、狭い世界での話ばかりである。

正しい日記の体裁もよく分からない。よく分からないから自由に書いている。些細なことでもいいから書き留めておけば、数年後見たときにホッコリするのかもしれないが、きっと数年後の自分も同じことを思っているであろうことばかり書いている。少し内容を変えてみようかとも考えたが、それはそれで自分を偽っている感じがして気が進まない。とりあえず今日は、些細なことを書き留めてみる。

4月に百均で買った洗濯バサミが、最近よく弾け飛ぶ。プラスチックのところが劣化したせいか、ハサミを開こうとしたらパンッと音を立てて弾け飛び、粉々になってしまう。百均ならそんなものかと思いつつも、実家で使っていたプラスチック製の青い洗濯バサミは、私が物心着いたときから家を出るまで、ずっと現役だったことを思い出す。

同じプラスチック製なのに、こうも耐久性が違うものか。なにか不思議な力があの青い洗濯バサミにあるのか。色々なことを考えつつ、今家にある洗濯バサミを開いたらまた弾け飛んだ。20個購入して、残りは6個。10月に入ってから立て続けに4個がおじゃんになっている。最後まで生き残った洗濯バサミには名前をつけてあげよう。でもきっと、その子も儚く弾け飛ぶんだろうな。それとも名前をつけたら自我が湧いて、耐えてくれるのかな。

そんなこんな言っているが、洗濯バサミが使えないのは普通に不便なため、次はステンレス製の弾け飛ばないやつを買おう。近いうちに買おう。物は丈夫なのが一番。名前なんかつけてる場合じゃないんだよ。